井戸尻湧水群の池で咲く睡蓮

井戸尻湧水群の池に睡蓮の花が咲いていました。

井戸尻湧水群は「井戸尻遺跡」の古代人の水源としても使われたと思われる八ヶ岳山麓に広がる湧水地帯で遺跡の斜面の岩の隙間から豊富な湧水が、あたりの水田に注いでいます。

その湧水によってつくられる数ある池々には古代ハスだけではなくスイレンや現代のハスも植えられています。

ハスとスイレンは、ともに水の底の土や泥に根を張り、夏の午前中に白やピンクの花を咲かせます。花の形もよく似ていますが、見分けるポイントは葉。睡蓮の葉は切れ込みがあり、水面に広がりますが、蓮は切れ目がなく、水面より上に葉を広げるようです。



「この三朝 あさなあさなを よそをひし 睡蓮の花 今朝は開かず」 (土屋文明)



以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。