満開のサルスベリ

炎天下(えんてんか)、サルスベリの花が咲いています。

サルスベリ百日紅)は、樹皮がツルツルして、猿が登ろうとしても滑ってしまいそうなので付けられた名前とのことですが、実は、猿は簡単に登ってしまうそうです。

和名の「百日紅」の由来は、開花時期が、 7/15 〜 10/15頃までの約100日間、ピンクの花を咲かせることからきているとのこと。


 「まぎれなき百日紅や森の中」  (正岡子規


以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズCANON EF70-200mm F4L USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS Kiss X7に装着し手持ち撮影しました。




手賀沼花火大会2017

地響きのをあげて舞い上がる火の花!

硝煙の匂い!

今年も今は亡き我が家の柴犬のロンが怖がって私にしがみついていた手賀沼のハナビ大会がやってきました。


私には毎年開催されるこの花火大会は、愛犬ロンの迎え火のように思えてなりません。


8月5日開催の「手賀沼花火大会」は、我孫子市柏市が合同で開催し、約13,500発(4号玉換算)を打ち上げる手賀沼湖畔の夏の夜空の風物詩。

今年も3会場で開催されました。


前年の人出が41万人(合計)といわれるこの花火大会。


今年も多くの人々が手賀沼湖畔に集まりました。


蒸し暑い夕べでしたが盛況の花火大会でした。



花火大会の終わった手賀沼は、宴うたげの後のように静まり返っていました。



「夏草や  兵つはものどもが  夢の跡」     (松尾芭蕉



以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。




以下の写真は、ドコモ スマートフォン Xperia(TM) 内臓カメラで撮影しました。

暑さにあえぐハシブトガラス

初夏の陽射しが照りつける手賀沼公園の午後、ハシブトガラスがクチバシを大きく開けて暑さを凌いでいましたが、すぐに飛び去って行きました。


以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。



手賀沼のほとりの「ひまわり畑」

NPO法人手賀沼トラスト」が我孫子市根戸新田字船戸付近の手賀沼のほとりに「ヒマワリオイルプロジェクト」により栽培しているひまわり畑があります。


曇り空なので下向きの花が多かったのですが、少し上を向いていた元気そうなヒマワリの花を撮影しました。



「向日葵(ひまわり)は 金の油を 身にあびて

            ゆらりと高し 日のちひささよ」

                (前田夕暮

(意訳)

 向日葵は、金の油を身に浴びたように輝いて、

 ゆらりと高く立っています。背後に見える太陽のなんと小さいことでしょうか。




以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。



赤花芙蓉

北柏ふるさと公園にハイビスカスのような真っ赤な大輪の花が咲いています。

アカバナフヨウのようです。

アカバナフヨウは『アメリカフヨウ』と日本のフヨウを交配してできた品種とのことでハイビスカスの研究者の立花吉茂先生が開発した花だそうです。

「アメリカフヨウ」は草で、フヨウは「木」、アカバナフヨウは草と木の中間のような珍しい植物のようです。

木の特徴を持っているので、草のようにすぐ枯れることなく、長い間開花を楽しめる。幹の直径は10センチ、高さ3〜4メートルまで成長し、5月から11月まで開花するそうです。



参考:立花吉茂(たちばな・よししげ) 以下の経歴はネット対談紹介記事を編集しました。

大正15(1926)年8月1日生まれ

京都大徳寺に育ち、幼少の頃より庭圏の植物に興味を持つ。
京都大学農学部園芸学研究生、文部教官を経て、昭和25年から大阪市立大学理学部附嵩植
物園に勤務し、聞手、講師、助教授を勤めて平成2年3月退官。

熱帯園芸檀物学専攻、ハイビスカスに関する唯一の研究者で、京都大学農学博士、文部省自然科学学員、日本園芸学会、日本造冨学会所属。


以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。



アベリア(Abelia)の白い花から吸蜜するクマバチ

北柏ふるさと公園にアベリア(Abelia)の白い花が咲いていました。


アベリアとは、本来スイカズラ科ツクバネウツギ属のラテン名であり、特定の種の名ではなかったそうですが、最近では日本によく見られるハナツクバネウツギの事を指すようになってきているようです。


ハナツクバネウツギは、低木で、春〜秋のかなり長期に渡って、鐘形の小さい花を多数咲かせるとのことで、花の香りは非常に強く公園などの生け垣によく使われるそうです。


日本列島の関東以西では真夏の酷暑の時期に花をつける在来植物が少ないため、この時期にはアベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まるようです。


ブンブンブンと飛んできたクマバチは花をつぎつぎに周り蜜を集めています。

とても忙しそうです。

真夏の暑いところで頑張って働くクマバチを見ていると頭が下がります。

暑いとすぐに怠(なま)けそうになるわが身を反省すること頻(しき)りです。



「熊蜂の うなり飛び去る 棒のごと」   (高浜虚子)



以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。


アベリア(Abelia)

クマバチ


我孫子根戸新田のハス

7月30日手賀沼ふれあいラインの根戸新田にピンクのハスの花が咲いていました。

このハスは、土浦市の八島八郎氏が品種改良をした八重咲きの 濃いピンクの花で藕糸蓮(ぐうしれん)といい、花弁が108〜148枚と多く、あでやかなことが特徴で、NPO法人手賀沼トラスト」が2002年から育てているそうです。

藕糸(ぐうし)は、蓮の茎や蓮根から取れる糸の事で、糸で布を織る事は古くから行われているとのことです。


以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。