寒風吹きすさぶ手賀川で羽ばたくミコアイサ♂

官庁御用納めの今日は冷たい北風が頬に突き刺さって手賀川の堤防を歩いていると身体の芯が冷え切って頭が痛くなってきます。

こんな時のバード・ウォッチングは、肌身に応えます。

でも鳥たちは頑張って活動しています。

手賀川は、手賀沼東部を水源とし利根川にそそぐ一級河川です。

ユリカモメはその川の中にも、堤防の道にも道路わきの農地にもバラバラに散って採食しています。

比較的大きなカワウやコブハクチョウたちも群れて手賀川を動き回っています。

オオバンの群れ、カンムリカイツブリの群れなども浮き沈みしています。

この辺りの手賀川は、川幅が広いので、小さな鳥は、はるか彼方に小さな白い点にしか見えません。 

小さな点は、すぐに水に潜り視界から消えます。

ひょっとしたらミコアイサ

白い点は手賀川を下流に下っています。やはりミコアイサのオスです。

私も堤防を急ぎ足で追いかけるのですがミコアイサの潜水時間は長く思わぬところに浮上してくるため近くで撮影することができません。

走りながらの撮影なので、「腰だめ」で撮影せざるを得ません。
ピントは、犠牲になってしまいました。

川を下っていたミコアイサは、くるっと反転すると立ち上がって羽ばたきました。

羽ばたき終了後は、速力を上げどんどん下っていきもう姿が見えなくなってきました。

夢中で撮影していた私も凍えるような寒さを感じ、撮影はヤメにして帰途につきました。


以下の写真はLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.SをOLYMPUS OM-D E-M1 のボディに装着して35ミリ換算800ミリF6.3ズームとして手持ちで撮影してみました。