高原のアカゲラ

7月15日、標高約千メートルの八ヶ岳南麓の高原の朝、木漏れ日の降り注ぐ雑木林の枝にアカゲラ(良く見ることができる啄木鳥きつつき)のオスがとまっていました。


枝から枝に飛び移っていましたが木立の間を飛び去っていきました。




「赤啄木鳥(あかげら)も池に映れり梅雨木立」  (水原秋桜子



「赤啄木鳥(あかげら)は首をふりつつ鳴くならむ

樅(もみ)の梢(こずえ)よりその声きこゆ」中西悟堂



以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。




初夏の手賀沼遊歩道のホオジロ

手賀沼遊歩道を歩いていると、いつも見かけるホオジロです。

春夏秋冬いつも遊歩道の木にとまって下を歩く人を観ています。

とても人になれているホオジロです。


以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。


手賀沼公園の「ユリの女王」カサブランカ

手賀沼公園に「ユリの女王」といわれる優美な曲線が美しい華やかなカサブランカが咲いていました。


ノーブルな輝きを放つカサブランカは「誇り高い美しさ」のシンボルとされ、はなやかさの中にも神秘性や幻想的な雰囲気も併せ持っているとても魅力的な花です。


カサブランカは古くから「永遠の絆」の花言葉を持つ愛の花といわれているそうです。


この花を見ていると映画「カサブランカ」を思い出します。


その挿入歌「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」(As Time Goes By)は1942年のモロッコカサブランカを舞台にしたアメリカ 映画 「カサブランカ」で使われた楽曲です。

この映画の主演はイングリッド・バーグマン/ハンフリー・ボガートで第16回アカデミー賞『作品賞』を受賞し、映画の劇中ではドゥーリー・ウィルソンが歌っていました。

邦訳は「時の過ぎ行くままに」ですが、過ぎ去ったことではなく、「時が過ぎ行くとも“変わらない”」つまり「永遠に不滅」という意味のようで、この花の花言葉にふさわしい曲ではないでしょうか?




「筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも 愛しけ妹そ 昼も愛しけ 」

つくばねのさゆりのはなのゆとこにも かなしけいもそひるもかなしけ 
            大舎人部千文 万葉集 巻二十・4369 


意訳:筑波山に咲くあの優雅な百合の花のように、夜の床の中でもいとしい妻は、昼もまたいとしい 。



以下の写真はキヤノン一眼レフEOS Kiss X7にシグマ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM を装着して撮影しました。





路傍に咲くカンナ

我孫子市市民農園付近の路傍にカンナの花が咲いていました。


カンナは中南米、熱帯アジア原産の球根植物で、アメリカ大陸発見後ヨーロッパに伝わり、日本にも江戸時代前期に原種の1つであるカンナ・インディカが「ダンドク(檀特)」の名で渡来したといわれています。ダンドクは小柄の花で、普通見るカンナとは雰囲気が異なるそうです。

カンナが、園芸品種として全国に広がったのは明治以降とのことです。

開花時期は、 6/20 〜 10/10頃で、夏のあいだじゅう咲き続けるようです。


梅雨が明けると本格的な夏が訪れることでしょう。



以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。


初夏の手賀沼で採食するコサギ

7月10日,夏の太陽が照りつける手賀沼公園の昼下がり、コサギが採食していました。

手賀沼をわたってくるそよ風は、蒸し暑い昼下がりでも心地よく感じます。

コサギは、元気いっぱいなので、その姿を見ているとこちらも元気がもらえそうな気がします。



「植田はや 濃く白鷺の 肢かくす」    (山口青邨



以下の写真はPanasonic コンデジ ルミックス ブラック DMC-FZ150-K (LEICA DC VARIO-ELMARIT広角25mmでF2.8、望遠側600mm相当でF5.2レンズ搭載)で手持ち撮影しました。