春と修羅

東日本大地震の災害と原発事故、まっただ中の春に心落ち着かず、宮沢賢治の「春と修羅」の一節が頭をよぎります。「いかりのにがさまた青さ、四月の気層のひかりの底を唾し はぎしりゆききする おれはひとりの修羅なのだ。」でも、彼の「雨ニモ負ケズ」の一節「決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテヰル」ようになりたいと願っています。
「何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ」 閑吟集