池で泳ぐカワアイサ

小諸発電所第一調整池のカワアイサです。アイサとは、万葉の時代から人々に親しまれて来た言葉のようです。アイサの名前は「秋去り」から転じたものとも言われており、日本の広い範囲に冬鳥として渡ってきます。日本では4種を見ることができ、カワアイサもその一つです。カワアイサは、警戒心の強い鳥でなかなか近くで撮れません。今回も人影が近付いたらすぐに、飛んで行きました。飛ぶ前にようやく撮ることができました。掲載写真は、カワアイサの十数羽の集団の中の一部で、頭が緑の1羽の雄のまわりに頭が茶色の雌3羽いる部分を切り取った写真です。写真の上部は、凍っていてカモたちはそのまわりを泳いでいます。

「山の際(ま)に渡る秋沙(あいさ)の行きて居むその川の瀬に波立つなゆめ」(万葉集 読み人しらず)