柳、青める日

柳が芽吹く頃、手賀沼遊歩道を歩いていると、いつも思い出すのは、子供の頃、姉がよく歌ってくれた、歌謡曲「夢淡き東京」です。この歌は、昭和22年6月、詞:サトウ八ロー 曲:古関祐而 歌:藤山一郎が歌う明るい青春賛歌です。「♪♪柳、青める日 燕が銀座を飛ぶ日・・・♪」「物は、無かったけれど、希望があったあの頃」を思い出します。感傷に浸っていると、燕でなくて、ヒヨドリがやってきて、現実にかえりました。ヒヨドリは、柳の枝にとまり、春を歌い出しました。無心に「我が世の春」を歌います。希望を持って、今日の一日を過ごしたいですね。