手賀沼遊歩道の春

歌舞伎の名場面「南禅寺の山門」で、石川五右衛門の名台詞、「絶景かな、絶景かな。春の眺めは価(あたい)千金とは、小(ちい)せえ小せえ、この五右衛門の目から見れば、価万両、万々両。日も西山に傾きて、雲とたなびく桜花、あかね輝くこの風情、はて麗(うら)らかな眺めじゃなあ。」(金門五三桐)とまではいかないけれど、手賀沼遊歩道の桜と野に咲く花々は、なかなか見応えがあるように思います。