黄昏時のカワセミ

いつもこの公園の池で、多くのカメラマンがカワセミを撮影しています。冬の陽が西にかたむき、最後の残照が照りつけるころ、カメラマンも帰途につき、池に静寂が訪れていました。私がこの池に近付くと、宴のあとのカワセミが、安心した様子で、佇んでいます。

カメラをむけた途端に、水に飛び込み、魚をくわえて戻ってきました。少し大きめの魚です。魚を振り回しながら飲み込みました。今日、最後の食餌でしょうか?枝ですこし休んで、満足そうにしています。一呼吸した後、飛び去ってゆきました。