白樺峠鷹見台のアサギマダラ

白樺峠の鷹見台で、鷹の渡りを撮影していたら、「海を渡る蝶」として知られるアサギマダラを見かけました。カメラマンの間をヒラヒラと舞っています。足元に生えている松虫草がお気に入りのようです。何度も何度も松虫草にとまります。その花の蜜をいっぱい吸って海を渡る長旅にそなえているのでしょうか?


アサギマダラは、秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡る蝶で、少数が初夏から夏にその逆のコースで北上している蝶もあるそうです。この蝶は、海上を2000キロ以上も飛ぶことができるようです。鷹と同じように蝶のアサギマダラも「白樺峠のルート」が、南下するコースになっているのでしょうか?


無心に飛んでいるアサギマダラを見ていると、こんな小さな生き物が、海上を命がけで渡っていく生命力の強さと、不思議さに驚嘆していしまいますねぇ〜。