カラスが、自分より小さなチョウゲンボウを追っ払おうと、何度も何度も攻撃を仕掛け、その都度(つど)、チョウゲンボウは、その攻撃を避けて、とまっている電柱を少しづつ移動していました。
が、再々度の攻撃に、小さくてもハヤブサの仲間のチョウゲンボウは、ついに、堪忍袋の緒(かんにんぶくろのお)を切らしたのか、果敢(かかん)に逆襲(ぎゃくしゅう)を始めました。
この攻撃に、カラスも驚き、逃げ惑うばかりですが、ついにチョウゲンボウは、カラスを追い詰め、空中戦になりました。チョウゲンボウは、猛禽(もうきん)らしく上からカラスを攻撃して、戦いを優位に進めていきました。
カラスは、這う這うの体(ほうほうのてい)で逃げていきましたが、チョウゲンボウは、その場から意気揚々と飛び去って行きました。
やはり、小さくてもチョウゲンボウは、精悍(せいかん)な猛禽ですねぇ〜。
オリンパスOM−E E−M1は、キヤノンの一眼レフのボディより小さくて、望遠レンズも小型なので、つい振り回しすぎたり、キヤノンとボタン配置の位置も異なっているので、キヤノンのカメラに慣れた指がとまどって、思うようには動いてくれないのですが、それでも、こんな空中戦を撮ることもできます。このカメラに慣れれば気持ちよく撮影できるのでしょうが、今は、ぎこちない動作で撮っています。掲載写真のすべてが、手持ち撮影で、三脚は、使用していません。
こんな「コンパクト・デジカメ」に近い小さな軽いカメラで空中戦が撮れるのは驚きです。
撮影機材
オリンパス 新機種 ミラーレス一眼
1.OM−E E−M1ボディ (パワーバッテリー・ホルダー HLD−7付)
2.レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
手前がカラス、電線に小さなチョウゲンボウ
カラスを追いかけるチョウゲンボウ
空中戦でカラスを攻撃するチョウゲンボウ
意気揚々と飛び去るチョウゲンボウ