ヒメウ(絶滅危惧IB類)飛翔

ヒメウは絶滅が心配されているウなのですが、銚子港付近の海岸では、あちこちでみかけます。

今日も銚子漁港付近で海上を隊列を組んで飛翔中のヒメウを見ることができました。

ヒメウは、飛翔時は、頸をまっすぐに伸ばして、ウミウよりも速く羽ばたき、隊列を組んで海上を高く飛ぶこともあるようです。


ヒメウは、主に岩礁海岸に生息し、沿岸からあまり離れないウ科の鳥としてはめずらしく外洋に出ることもあるそうです。

食性は動物食で、潜水して主に魚類を捕食するが甲殻類も食べるようです。

ヒメウは「ウ科」の鳥で、ヒメ(姫)の名前通り日本では最小種の全長73センチでスマートな体形の比較的キャシャな感じの鳥です。

環境省レッドリストで絶滅危惧ⅠB類(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に指定されています。

銚子港付近ではヒメウをいつも見かけているので私自身はあまり稀少性を感じていませんが、最近、とくに減少しているようなので、今後、注意深く観察していきたいと思っています。