我が家の朝顔

今年も我が家の朝顔が咲きました。

去年咲いた朝顔の種から芽生えた朝顔です。つぼみも持っています。

何の手入れもしないで放っておいた朝顔です。

自然の力は絶大で、今年も咲いてくれました。

あわてて添え木を立ててみました。


朝顔の花の命は「はかない」けれど、生命力は強靭な朝顔ですね!



昔は、朝顔以下の歌のようにはかない命の代表でしたが、・・・



     「何かおもふ 何かはなげく 世の中は 
              ただ朝顔の 花のうへの露」

         −よみ人知らず(伝、清水観音作)新古今和歌集



   意訳
     いったい何を思い嘆くというのでしょうか。 
     しょせん、私たちは、咲いた朝顔の上の露のように、
     束の間に消え去っていく存在でしかないのでしょうに!


でも、現代人の私などには、朝顔に「強靭な命」を感じてしまうのです。

花は「はかなく散って」も、どっこい「来年も生きてやる」という強い意志を感じます。

しょせん、俗人の「生」への未練なのでしょうか?