手賀沼を飛び立つコブハクチョウ

手賀沼が黄昏時(たそがれどき)になる少し前、鋭く大きな羽ばたく音が聞こえてきました。

振り向くと、コブハクチョウが水煙を上げながら、水上を助走しています。

コブハクチョウは、重い重量なので、推力をつけるために、羽をいっぱい広げて助走しなければ、飛ぶことができません。

助走するときは、けたたましい羽ばたきの音が聞こえます。

コブハクチョウは、羽を上下に羽ばたきながら次第に推力をあげて、手賀沼の東方に飛び去りました。

もう薄暗くなってきました。

秋の日の夕暮です。