早朝に飛ぶコハクチョウ

師走の空がようやく明るくなる頃,コハクチョウの群れが隊列を組んで飛んでいきます。

外の空気は澄んで、かすかな冷気に包まれています。

下の水田では、コハクチョウの鳴き声が響き渡っています。

厳(おごそ)かな朝を迎える本埜村の一日の始まりです。




「東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えて 
かへり見すれば月傾(かたぶ)きぬ」



                        (万葉集)  柿本朝臣人麿