蝋梅にとまるルリビタキ♂

雑木林の片隅に蝋梅(ろうばい)の木がありました。

日本には17世紀頃に渡来した中国原産の蝋梅は、お正月頃から咲き出すそうです。

色の少ない冬に咲く嬉しい花ですが、この蝋梅は、咲き始めたばかりでまだ少ししか咲いていません。

そこにルリビタキの♂が蝋梅の枝にとまりました。

まだ、あまり咲いていない蝋梅の枝に、瑠璃色(るりいろ)のルリビタキが色を添(そ)えてくれました。

このルリビタキは若鳥のようですが、それでも、あたりがパッと明るくなりました。

でも、すぐに別の枯れ枝に飛び移り飛び去ってしまいました。

あたりは、また、地味な冬枯れの雑木林に戻ってしまいました。