春の草花ーナズナ

   
      「よく見れば
            なづな花咲く 垣根かな」
                      
                  (松尾芭蕉

ナズナは畑や水田、道端、荒れ地などに普通に見られる1年生の草で、春の七草の1つであり、七草がゆの摘菜とされています。

昔は、冬季の野草としては貴重なものだったようです。

春の七草は、古歌に「芹(せり)なずな御形(ごぎょう)はこべら仏の座(ほとけのざ),すずな すずしろ これぞ七草」と詠まれています。

御形はハハコグサ,はこべらはハコベ,仏の座はタビラコ,すずなはカブ,すずしろはダイコンをさすそうです。

別名「ぺんぺん草」とも言われます。


菜の花畑のあぜ道に白い花をいっぱいつけた「ナズナ」が群生していました。



オリンパス ミラーレス一眼 OM−E E−M1(パワーバッテリー・ホルダー HLD−7付).ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II で撮影