紅梅とジョウビタキ

「わが庭に 来啼くひたきを
         知りそめて 朝々待つぞ うれしかりける」 (若山牧水 「山桜の歌」)



ジョウビタキは、まだつぼみの紅梅にも、とまってくれました。

白梅の中のジョウビタキとは又違った風情です。

この白髪頭のジョウビタキも紅梅のつぼみの中では、若返ってみえます。

ジョウビタキを漢字で尉鶲と書きます。ジョウビタキの漢字のジョウは「尉」で銀髪のことだそうで、ヒタキは「鶲」で「火焚」を意味し、ジョウビタキが、カッ・カッカと火打石(ひうちいし)をたたく音に似た音を出すことからジョウビタキと命名されたとのことです。

毎年姿を見せてくれるこのジョウビタキが、何歳なのかわかりませんが、いつまで逢えるか心配になります。

また、来年の春にもこのジョウビタキに逢えますように!



キヤノンEOS 7D Mark II+ タムロンSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USDで手持ち撮影