春の野を走るキジ

荒地の草原をキジが走っていきます。

この時期、あちこちでキジの鳴き声が聞こえてきます。

ちょっと前まで、このキジも何回か鳴いていました、

キジは、普通は、エサをさがしながら歩き回ります。

そして、危険が近づいた時には、低く飛んで草むらに逃げ込みます。

身を隠す場所が近くにない場合で、まだ、危険が近づいていないときには早足で移動します。

この場所は丸見えの場所なので、走って危険を避けているのです。

やはり、走った先には身を隠す茂みがありました。



「父母の しきりに恋し きじの声 」     (松尾芭蕉