手賀沼で囀るホオジロ

どんよりとした曇り空の下、手賀沼の「ハスの群生地」で爽やかな鳴き声が聞こえます。

「一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」などと「聴きなし」される複雑な囀りのホオジロです。

辺りは雲の厚みが増して暗くなってきました。

かなり蒸し暑く不快指数が高い中でもホオジロは、朗らかに囀っています。

薄暗い梅雨の手賀沼でも頑張って囀っているホオジロです。


「頬白(ほおじろ)や そら解けしたる 桑の枝」    (村上鬼城