電線にとまるツバメの親子

この暑い朝なのに、久しぶりにタムロンの600ミリズームを持って、手賀沼公園に行ってみました。

重いズームレンズを装着したカメラ(約3キログラム)をもって、鳥を探して歩いていると、汗だくになってTシャツがぐっしょり濡れ、体にこびりついてきます。

ふと見上げると電線に鳥が5〜6羽とまっています。

ファインダー越しにに見てみると、まだ、幼いツバメのようです。

何か叫んでいます。

その近くには、この暑さににも負けないで、立派な燕尾服(えんびふく)を着た親らしきツバメも、とまっています。

ツバメは飛びまわって、あまり休まない鳥ですが、幼い子供のために少し休んであげているのかもしれません。

こちらの1羽も何かを叫んでいます。

近くでセミが飛んだので、そちらに気をとられていたら、いつの間にか、そこにとまっていた5〜6羽のツバメは、すべて飛び去っていました。

ツバメの親子は、何を叫んでいたのでしょうか?

暑い夏が続いていきます。



「子供等も 羽(は)つくろひして 行く乙鳥(つばめ)」  
          
              (井上井月)