蕪栗沼のヘラサギ

ヘラサギは、サギ科ではなくトキ科の鳥で、本来は中国大陸に住み日本にはいない鳥とのことです。日本では数少ない冬鳥として北海道から南西諸島まで各地で記録があるそうです。

記録は、10月から翌年の1月までが多いそうです。


ヘラサギは何故サギ科でないのでしょうか?

サギ科の鳥はクチバシが下に曲がっていないけどトキ科の鳥のクチバシが曲がっているからかもしれません。


ヘラサギは、環境省のレッドデーターブックでは、DD(Data Deficient)情報不足種とされていますが、福岡県と佐賀県がNT(Near Threatened=準絶滅危惧)、長崎県がCR(CriticallyEndangered=絶滅寸前)とのことで、本来、絶滅が危惧されている鳥なのかもしれません。


ヘラサギは、ダイサギより少し小さいくらいの白い鳥でクチバシは長く先がしゃもじのように扁平になっていて少し下に曲がっています。

ヘラサギは、めったに見られない鳥なので、蕪栗沼遊水地の池で、距離は遠かったのですが証拠写真として撮影してみました。



ヘラサギ

ヘラサギアオサギ


ヘラサギヒシクイ(どちらの鳥も寝ています)