手賀沼遊歩道の「あやめ」

手賀沼遊歩道のあちこちで黄色の「あやめ」を見かけます。

日本の恋歌の名歌中の名歌といわれる「あやめ」を詠んだ歌があります。


「ほととぎす 鳴くや五月の あやめぐさ

         あやめも知らぬ 恋もするかな」

          よみ人知らず(古今和歌集


意訳:ほととぎすが鳴く五月、あやめが色鮮やかに咲いて、芳しい香りを漂わせています。
私は、物の道理も、頭も体も、すべて何が何やら物の綾目(あやめ)もわからぬほどの恋の想いに浸っています。


五月は、手賀沼遊歩道にロマンチックな黄色の「あやめ」が咲き乱れる季節です。