乗鞍高原温泉の宿も本格的な雨になってきました。ビュー・ビューと風の音も聞こえてきました。
遠雷の音も聞こえています。
そんな時、万葉集に収録されている文武天皇(もんむてんのう)の短歌を思い出しました。
み吉野の 山の嵐の 寒けくに
(みよしのの やまのあらしの さむけくに)
はたや今夜も あが独り寝む
(はたやこよひも あがひとりねむ)
右一首、或は云はく、天皇の御製歌(おほみうた)
(文武天皇 万葉集)
(意訳)
吉野の山の嵐は寒いのに、もしかして今夜も、私は独りで寝るのだろうか。
今夜は、団体で宿泊するので、これほどの寂しさは無いのですけれど、少し不安の夜になりそうです。
それはさておき、乗鞍高原温泉付近の宿周辺の植物の続きを掲載します。
ヤナギラン
ホタルブクロ
ニッコウキスゲ
不明の花