ヨシ原を飛ぶヨシゴイ

印旛沼の広いヨシ原は、多くの動物の比較的安全な棲家(すみか)なのです。

このヨシ原には、年中サンカノゴイやウシガエルなどが棲んでいますが、夏になるとオオヨシキリ、ヨシゴイなどが南方から飛来して、ここを棲家にしています。

彼らはこの夏の棲家で子育てして秋になると南方に帰っていきます。

ヨシゴイの夏の棲家のヨシ原の中を我が家の庭とばかりにヨシゴイが飛び回っています。

ヨシ原のヨシに守られて飛ぶヨシゴイの姿は、よく見れませんし、撮影もしにくいのですが、とりあえず撮影してみました。



「この宿は 水鶏(くいな)も知らぬ 扉(とぼそ)かな」  (松尾芭蕉


意訳

あなたの宿は訪れる人も滅多に無い静かな宿ですね。水鶏はくちばしで戸を叩くと言われていますが、その水鶏すらこの家を知らないほど静かですよ。


でも、このヨシ原の宿は、オオヨシキリの鳴き声でかなりうるさい棲みかですが・・・