新芽を食べるベニマシコ

3月12日の午後、手賀沼湖畔の葦原から5〜6羽のベニマシコが芽吹いた木の枝に飛び移ってきました。

メスもオスもいます。


ベニマシコは、スズメとほぼ同じ大きさ(全長15cm)の可愛い小鳥です。

「ましこ」は、漢字で「猿子」と書きます。猿の古名を「まし」と言ったそうで、ニホンザルの顔のように赤い鳥なので、「ましこ」と呼ばれたそうです。つまりマシコとは猿の顔のように赤い鳥をさすのですが、アトリ科の赤い鳥、ベニマシコ、オオマシコは、鎌倉時代では区別されずに一様に「ましこどり」もしくは「ましこ」と呼ばれ、オスは特に「てり(照)ましこ」とよばれたようです。


ベニマシコたちは、飛び移ると夢中になって新芽を食べ始めました。

食べ終わると一旦葦原に戻りますが、再度、この木の枝に飛び移ってきます。

ベニマシコたちは何度もこの行為を繰り返していました。



以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。