青葉の中のヤマガラ

桜の花も散って青葉若葉の季節になりました。

ヤマガラが青葉の間で採食しています。

賢くて、「芸をする鳥」として知られるヤマガラは、千年以上の飼育の歴史があるそうです。それだけに、突然現れると、懐かしい友に会ったような気がします。

以前は、縁日で、「小銭を受け取って賽銭箱(さいせんばこ)にいれ、「おみくじ」をひいてくれるヤマガラ」を見ることもできましたが、法律で飼育の制限が規制され、江戸時代にあった多くのヤマガラの芸の文化が失われてしまいました。

ヤマガラのつがいの愛情は深く、どちらかが死ぬまで連れ添うそうです。

ヤマガラは、青葉の中で頑張っていましたが、そのうちに姿を消しました。



「 松の葉の しげみにあかく 入日さし

 

   松かさに似て 山雀(やまがら)の啼(な)く 」  (若山牧水 「路上」より)



以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USM+エクステンダー1.4IIをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。