アゼチの岬で囀るノゴマ

「アゼチの岬」は道東・浜中町の霧多布半島の西端にある岬です。

この岬に張り巡らされた電線にとまってノゴマのオスが見事な声で囀っていました。


ノゴマの大きさは、約16cm(ズズメ=約14cm)ですがとても大きな口を空けて囀っています・


ノゴマのオスの囀りは、「よくとおる大きな声で鳴く」ことで有名です。


ノゴマの学名(種小名)のcalliopeはギリシャ神話にでてくる「美声」を意味する「calliope(カリオペー)」文芸の女神に由来し、ここでもノゴマの囀りの素晴らしさが特徴として捉えていたようです。


わが国のノゴマ(野駒)という名は「野のコマドリ」に由来しているとのことです。


コマドリはウグイス、オオルリとともに「日本三鳴鳥」として有名ですが、ノゴマも囀りが大変美しく様々な囀りを聞かせてくれます。


喉に輝くルビーを戴いた美声の鳥ノゴマ(英名、Rubythroat)は、今まさに初夏の北海道で素晴らしい歌声を披露しています。


以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。