2017-01-01から1年間の記事一覧

タンチョウの求愛のディスプレーとちょっと気になるその頭部

「 若の浦に 潮満ちくれば潟をなみ 葦辺をさして鶴(たづ)鳴き渡る」 万葉集 巻6−919 山部赤人意訳:若の浦に潮が満ちてきて干潟が見えなくなってしまいました。 餌を漁っていた鶴は次の餌を求めて葦辺の方に向かって 次々と飛んでいきます。しきりに高い声で…

藻散布沼(もちりっぷぬま)のタンチョウたち

藻散布沼は、霧多布の町から西に10kmの位置にある火散布沼から厚岸寄りに海岸段丘をひと山越えたところにある0.5k平方メートルの小さな海跡湖です。太平洋に接する部分が漁港部で、昆布漁が盛んに行われていてタンチョウも営巣し、冬は白鳥の越冬地…

霧多布岬のクリンソウとエゾシカ

根室と厚岸の間の太平洋岸に少し突き出た半島があります。この半島の先端が霧多布岬です。 その断崖の上の林にクリンソウがひっそりと咲いていました。 クリンソウ(九輪草)(学名:Primula japonica)は別名をナナカイソウ(七階草)、シチジュウソウ(七重…

キタキツネ

キタキツネは、北海道のほぼ全域、特に道東に多く生息しており、アイヌ語では「チロンヌプ(私たちがたくさん殺すもの)または「フレップ(赤いもの)」などと呼ばれ、昔は毛皮目的で多く捕獲されていたようです。でも、今は人に懐き、この写真のように人道…

小清水原生花園のエゾキスゲとノビタキ、モズ

小清水原生花園は、北海道道東の国道244号線に沿い、オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8km(275ha)の細長い砂丘が小清水原生花園です。 エゾキスゲは、海岸の草地や砂浜などに生える多年草で、高さは40〜80センチ。葉は線形で、2列出て扇状…

見張りをするアオバズク

今年も佐倉市のこんもり繁った暗い木の枝でアオバズクのオスが見張り番をしています。 昼間は、普通は、目を閉じているのですが、今はとても大事な時期なので、頑張って何回も目を開けます。目をあけると、目が金色に光ります。まわりををよく見て警戒します…

早朝の風蓮湖畔で囀るコヨシキリ

靄のかかっている風蓮湖湖畔で高らかに囀っている鳥がいました。周辺を探してみると路傍の網につかまってコヨシキリが歌っていました。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しまし…

初夏の早朝の風蓮湖上空を飛ぶオナガガモたち

太陽が東の空から昇り始めるころ、風蓮湖は靄に包まれていました。その中を鴨の群れが線形の隊列を維持しながら飛んで行きます。朝起きのオナガガモのようです。初夏なのに風蓮湖にはまだ本土の冬の光景が残っていました。 参考以外の以下の写真は、キヤノン…

苦労して魚を捕らえるシマフクロウの連写15枚

何度も漁に失敗していた若いオスのシマフクロウは、やっとその脚の鋭い爪に魚の感触をとらえたようです。今度は魚を逃がさないように慎重に水中に魚を捕らえているようです。魚が弱るまで脚で入念に抑えている必要からか羽ばたきながら時間をかせいでいるよ…

シマフクロウ連写20枚

6月15日知床羅臼の民宿「鷲の宿」前の川に深夜零時40分に飛来したオスのシマフクロウの連写20枚です。 川にしつらえた生簀からヤマメなどの魚を捕らえようと羽ばたいています。 これらの写真は、飛来した直後の写真で、今まで掲載したシマフクロウの…

アゼチの岬のウソの夫婦

アゼチの岬の手すりにウソのオスがとまっていました。人が近づいても逃げないのは、この付近で営巣しているからかもしれません。オスが姿を消すと今度はメスが交代するかのように現れました。自分たちが犠牲になっても子孫を残そうとするウソの夫婦に脱帽で…

アゼチの岬の夏羽のノビタキ

アゼチの岬の草原に夏羽のノビタキが囀っていました。本州中部以北では高原に、北海道では草原に、夏の時期、繁殖します。我孫子では秋の渡りに、よく見かけますが、ほとんど冬羽のノビタキです。北海道で頭の黒い夏羽のノビタキに会うことが出来ました。 参…

アゼチの岬で囀るノゴマ

「アゼチの岬」は道東・浜中町の霧多布半島の西端にある岬です。この岬に張り巡らされた電線にとまってノゴマのオスが見事な声で囀っていました。 ノゴマの大きさは、約16cm(ズズメ=約14cm)ですがとても大きな口を空けて囀っています・ ノゴマの…

ツミ(鷹)の親子

5月24日朝、千葉県市原市の森にツミ(雀鷹)の親子が静かに佇んでいました。子供は大きくなりましたが、まだ十分に飛べないようで、子供の近くでお母さんツミはカラスや人間などの外敵から子供を守っているようです。 ツミは日本のタカの中で、もっとも小さ…

落石岬断崖のオジロワシ

落石岬(おちいしみさき)は、北海道根室市の根室半島の付け根に位置し、太平洋に突き出た岬で海岸線は断崖絶壁になっています。 この絶壁にオジロワシの家族が棲んでいるようで、数羽のオジロワシが飛び交っていました。 落石岬(撮影:ドコモ スマートフォ…

朝の風蓮湖のタンチョウ

朝日が昇りセンダイハギの黄色が目にしみる風蓮湖にタンチョウが一羽現れました。先着していたタンチョウと一緒に並んでいます。風蓮湖の明るい朝の始まりです。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II …

早朝の風蓮湖の水の中を歩くタンチョウ

風蓮湖は、北海道東部・根室市と野付郡別海町にまたがる根室半島の付け根にある湖で、野付風蓮道立自然公園の中にあります。 早朝、風蓮湖の岸辺にタンチョウ2羽が現れました。 少し時間がたって気がつくとこちらの岸辺の水の中を一羽のタンチョウが歩いて…

2羽のシマフクロウ

知床羅臼の民宿「鷲の宿」前の川のシマフクロウの続きの続きです。オスメス2羽のシマフクロウの写真です。 2羽とも首尾よく魚を捕らえて帰っていきました。この夜は、この2時間後2時40分ころ1羽だけで再度現れたようですが、私は寝てしまったので見る…

落石漁港・ユルリ・モユルリ島付近の海鳥ウトウとケイマフリ

落石漁港→ユルリ・モユルリ島海域→落石漁港を巡る漁船を使った落石ネイチャー・クルーズは、沖合のユルリ・モユルリ島付近をまわり、海鳥などを船上からウォッチします。(所要時間2時間半) 希少なエトピリカ、ケイマフリなどが見られる可能性もあるため、…

魚を捕らえるシマフクロウ

知床羅臼の民宿「鷲の宿」前の川のシマフクロウの続きです。シマフクロウは魚を狙いますがいつも成功するわけではないようです。何度も羽ばたいて飛び込んで捕らえます。魚を捕らえて食べると「ドヤ顔」をするシマフクロウです。満足そうにこちらを見つめま…

霧多布岬を飛ぶアマツバメ

根室と厚岸の間の霧多布には太平洋岸に少し突き出た半島があります。この半島の先端が湯沸岬(とうふつみさき)通称「霧多布岬」で高さ40mの断崖絶壁が続きます。 もともとこの霧多布岬は北海道と砂州でつながっていたそうですが、1960年のチリ地震によ…

落石岬洋上を飛ぶオジロワシ

落石岬(おちいしみさき)は、北海道根室市の根室半島の付け根に位置し、太平洋に突き出た岬で海岸線は断崖絶壁になっています。 この絶壁にオジロワシの家族が棲んでいるようで、数羽のオジロワシが飛び交っていました。 オジロワシの大きさはオスが約80cm…

深夜飛来したシマフクロウ

知床羅臼の民宿「鷲の宿」前の川に深夜零時40分にオスのシマフクロウが飛来しました。川にしつらえた生簀からヤマメなどの魚を捕らえようと羽ばたきます。魚を脚で捕まえるため大きな翼を広げながら生簀に飛び込みます。このオスはまだ若いので捕まえる技…

夕日の風蓮湖のタンチョウ

センダイハギの黄色の花に囲まれて2羽のタンチョウが佇んでいます。陽は西に傾き風蓮湖の初夏の一日が過ぎ去って行きます。 以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。

タンチョウのディスプレイ

釧路湿原に棲む鳥類の頂点に君臨するのは、特別天然記念物であるタンチョウです。アイヌの人々もこの鳥をサルルンカムイ=湿原の神と呼んで敬っていたようです。丹頂という名前のとおり頭頂部の丹(赤い色)が特徴的で「日の丸」を連想させ日本を代表する鳥…

屈斜路湖

お昼前の屈斜路湖です。

標津湖付近の原野

早朝の原野の写真です。 カッコウ、ツツドリ、マキノセンニュウなどの声が聞こえました。

鷲の宿

本日、零時40分ころ鷲の宿の前の河原にシマフクロウが2羽やって来ました。 なんとか撮影できました。今、眠気眼でブログを書いてます。 本日、掲載の写真は、朝の鷲の宿の写真です。鷲の宿 シマフクロウのやって来る川

夜明け前の風連湖

午前3時ころの風連湖です。 でも鳥たちは囀っています。 道端で準絶滅危惧種のマキノセンニュウ?が撮影できました。 追伸:落石クルーズで、エトピリカ、ウトウ、ケイマフリが観察されました。 私は、ウトウと夏羽のケイマフリの飛ぶ姿を撮影しましたが、エ…

風蓮湖

6月13日夕方の風蓮湖です。 ここでは、仙台はぎの花を前景に2羽の丹頂鶴が食事をしていました。